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半径5Mの幸せ

昨日、前職の後輩と飲みにいった。
沖縄出身の彼女は、
友達のお母さんからいつも言われる言葉があるという。

「大切なのは、自分の半径5Mの幸せよ」

さいきん、ずーっと考えていることと妙にシンクロしたこの言葉。
私の半径5Mの人が幸せになるような、そんな人生を送りたい。
私の隣の人も、そのまた隣の人も、
みんながそうやって生きていたら、全員しあわせだー。なんて。


前の会社で、社長にいわれた言葉がよみがえる。
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海に2人の男がいます。
ひとりは、毎日、日の出前の朝早くからおきて、魚をとりに出かける。
微々たる魚をとってきては、それを売り、生計を立てている。
楽しみは、毎晩仲間と飲むお酒。

もうひとりは、ビジネスマン。
世界をまたに駆けたビジネスを展開し、日々忙殺されている。
今は、休暇をとってたった一人でリゾートを楽しみに来ているところ。

ビジネスマンは言う。
「きみきみ、毎日毎日、そんな少しの魚をとって働いて、何が楽しいの?
世界は広いし、君が知らないことはたくさんあるよ」

漁師はこたえる。
「自分は、毎日仲間と楽しくお酒を飲めれば幸せなんです。」

さて、どっちの人生が幸せだと思う?どっちの人生を送りたい?
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どっちなんだろう、わたし。
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by yebypawkawooo | 2007-05-27 22:56 | 日々のこと  

バリ日記2 -チャンディダサ~パタンバイ

ロンボク島へ行きたい!そう、思い立った。

ロンボク島は、とうがらしの島、という意味。
最後の楽園。そんな風にもいわれている。

今回バリに着た目的の一つが、このロンボク島。
サーファー達の間では有名らしいけれども、日本ではバリほどにはまだあまり知られていない。観光化されきってしまったバリではあまり会えなくなった、普通に生活している人たちに、もしかしたらあえるのではないかしら?と、そんな期待をもって。向かったロンボク島の記録。

・チャンデイダサ・
チャンディダサは、フェリーの発着港となっている町、パタンバイの、近くの町。ロンボクに行くにはフェリーか飛行機か、の選択が必要なのだけれども、私はもちろんフェリーを選んだ。

チャンディダサは、フェリーの発着の関係ではからずも、訪れた町。けれど、そこで出会った人たちは素朴であたたかく、親切で人懐っこかった。

例えば、散歩中にであった女の子、カトゥ。

カトゥは、私と同い年。英語がすごくうまい。なかなか厳しいバリの就職事情の話もしてくれた。クタのカフェで働いてるのだけど、まずは1年アルバイトで次の1年は契約社員、1年更新でもう3年働いて認められれば正社員になれる、という感じ。こんなに英語が上手ければ、仕事はたくさんありそうなのに。大変なんだな、と思う。お姉さんも失業して、つい最近食堂を始めたんだそう。
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そこで、カトゥのお姉さんの営む食堂でご飯を食べることに。チャプチャイ、という野菜炒めとミーゴレン。レストランではなく、食堂!というたたずまい。つくってくれたご飯は、“家庭の味”、という感じ。おいしい。カトゥに、最初見たとき18歳かと思った、といわれる。ここバリでも日本人って若く見られるのかしら?カトゥとは手紙を書く約束をして、お別れ。



d0119787_17461173.jpg泊まったホテル。チャンディダサへ予定外の訪問で一日しか滞在しない。あんまり安いところを探す時間がなくて、しかたなくとまったヴィラタイプのホテルだけど、一泊1500円くらい。今思えばすごく安い!けれど、あの時はあぁ、高いなぁ・・・と思っていた私。バリは本当に物価が安い。この後も色んな宿に泊まったけれど、1泊500円くらいだった。この旅の中では、割と高級ホテル。



d0119787_17475879.jpg散歩中にであった犬。というか、いたるところに犬、犬。犬だらけのバリ。白黒ぶちの子が多い。エサ(残飯置き場?)いっぱいあるもんね。あったかいし食べ物には困らない、天国だよね、ワンコ達よ。
振り返れば、私が小さい頃は、日本も犬、いっぱいいたなぁ、と思う。今はどこへいってしまったのか?保健所か?どっちがよくてどっちが悪いのかはわからない。けれど、何か日本は違うんじゃ?という気もする。そのやり方が。

たった1泊しかしなかった、チャンデイダサ。海がすぐそこにある、小さな町。出発前は、地名さえ知らなかった町だけど、今では私と同い年の女の子が住んでいる町として、“知ってる”町になった、こういうのってすごい!と思う。わくわくする感じ。つながった感じ。こういうのが面白いなぁと思う。

・パダンバイ・
次の日、フェリーがちゃんと出るかどうか確かめて、朝早くからパダンバイへ移動。パダンバイは、フェリーの発着港がある、小さな町。けれど、色んな路上店が出てにぎわっている。果物、お花、お菓子、朝早くから色々なものが売っていて、色鮮やか。あぁ、南国にきたんだなぁ、と実感がこみ上げてくる。
d0119787_17525847.jpgフェリーの発着時間が迫ってきたので、港へ移動。このフェリー、なんというか、地元民の足なわけです。ロンボクへ行くのに、観光客が利用するにはフェリーは行きにくいルート(飛行機の方がアクセス面でも時間面でも相当便利)っていうのもあると思うけど、ここには外国人がほとんどいない。
船を待つ人々も、地元民らしき人多数。9時発予定の船はなかなかでなかったのだけど、みんなのんびりゆったり待っている。こののんびり感・適当さが、逆にうれしい私。

d0119787_17545936.jpg9時半ごろ、船がやっと到着。写真は、みんなが、ぞろぞろ乗り込んでいくところ。この後、バイクもバスも、トラックも、どんどん入っていった。
この後船の中で、話しかけてきた船長さんによると、この船は日本製だそう。たしかに、船内の説明書きを良く見れば、そこには薄れた日本語が。車輌があたらしくなった中央線も、古い車輌はどこか外国で走ってたりするのかしら?とか思う。工業大国、日本。日本の資源は工業製品?

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出発間近の船から、ふと下を見ると、船のすぐ横で、子供達がスノーケリングをしている。いいのか!?危なくないの?でも、港なのにすごく透明度の高い海よ!もうそれだけで幸せな気分になる。


10時になって、1時間遅れでやっと船は動き出しました。みんな、そんなの気にしてない。このゆる~い感じ、いいなぁあ。



・船の中では・d0119787_1803561.jpg
地元民だらけの船の中。出発して20分も立つと、みんなこぞって寝始めた~!そうだよね、4時間半の船旅だもんね。でも、なんとなく危険な気がして眠れない私。そわそわしてしまう観光客の自分。普段はどこでもすぐ寝ちゃうのになぁ。

けれど。海が好き。海を見ていると飽きない。真っ青な海。遠ざかるバリ島と、はるかかなたに見え始めたロンボク島を眺める。

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しばらくすると、船のいたるところから、みんなが海に向かって糸をたらし始めた。
な、な、なに?と思っていたら、どうも釣をしているらしい。船からたらされたたくさんの糸糸糸。その数、20本くらいあったんじゃなかろうか?ほんとにこんなんで釣れるんかいな?バリ人って・・・と思ってたら、釣をしているのはみんなクルーなんだそう。うーん、クルーの特権?でも、釣れるの??


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ところが。やっぱり、ちゃんと釣れるんですねぇ。船のなかをうろついていたら、クルー室の横に魚を発見!ビニールでつくった、この蛸ようなものがルアーみたい。


うわお、釣れてるよ、と思いながらじーっとながめていたら、子供をつれたお父さんが話しかけてきた。外国人が気になるのか、みんなちらちらこっちを見ていたもんね。ニコニコ笑ったら、話しかけてくれたんだけど、その一言が。

「インドネシア語はなせる?」

d0119787_1872466.jpgええぇー話せませ~ん・・・。話せるとおもったのかな?観光地以外だと、英語はなせる人はやはり少ないよう。片言の英語でどこから着たの?何歳?などと、教科書の例文のような会話をかわす。それでも、そんな会話がうれしかったりする。そんな父と私ををきょとんと眺める男の子。彼は、やっぱり魚に興味しんしん。


そんなこんなで、ロンボク島へ到着。船、時間はかかるけど、アクセス悪いけど、でもとても楽しかった。思ったよりも揺れなかったし、多少退屈ではあるけれど、でも船を選んで正解だったなぁと思う。
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by yebypawkawooo | 2007-05-26 18:27 | ・旅日記(BALI)  

訪れられる側からの視点 

d0119787_919378.jpg『観光(Sightseeing)』 ラッタウット・ラープチャルーンサップ(早川書房)

 タイ系アメリカ人の著者が、タイを舞台にした様々な日常生活を、タイ人の視点から書いた物語。
 タイの情景が色鮮やかに目の前に広がって、観光客(裕福な日本人としての)の視点でしか見ることの出来ない私に、ある意味で訪れられる側からの視点を提供してくれる。その裏で巻き起こる数々の物語を、知る(知ったつもり)になることができる。そして南国のむわっとしたあの感じがよみがえる。

 どこか懐かしく感じるのは、そんなに遠くない昔、日本もきっと同じような日常があったからで、それがいつの間にこんなところに来てしまったのか、それとも東京という超BIG CITYにいるから、その感覚がより顕著に明確になるのか、それも一部ではあるのだろうけれど、そう遠くない将来、タイやその他東南アジア諸国が、日本のようになってしまうのだとしたら、それは果てしなく悲しく切ないと、わたしは思う。

 国際協力関係の職につく友人と、インドネシアを回る際にそのような話になり、国際協力が日本をコピーし量産するシステムなのだとしたら、私はそんなのは嫌だと、そういったところ、
 ―それは日本人のエゴだ。この国に住む彼らにしてみれば、もっと経済発展をと願っているし、もっと利便性の高い暮らしをしたいと願っているのだから―
と、彼はそうこたえたのだけど、そしてそれはよくわかる(いや、わかったつもりになっているだけかもしれないが)のだけれども、日本で平均イーブン、あるいはベターの暮らしはしているだろう、私の生活を鑑みた上でも、それでも私は思う。日本を量産するのは違うんじゃないの?と。経済発展が間違っているといっているわけではない。

 南国はものすごく色鮮やかで、鮮烈で、まぶしい。次から次に押し寄せてくる感じ。その激しさをベースにしたやさしさに、安心する。
日本はもっと穏やかで、淡く繊細だ。
文化や生活には、その土地の気候が、大きくかかわっているのだと実感した。
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by yebypawkawooo | 2007-05-20 09:18 | 日々のこと  

バリ日記

GWを利用して、インドネシアのバリ島・ロンボク等へ、7泊9日の旅行をした。
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かなり以前は、旅行=観光地めぐり、というような図式がわたしの頭の中にはあって、旅先ではなんだか無理して色々見ないと、とか、そういう無意識の義務感のようなものが実は結構嫌いで、だからそんなにものすごく旅行が好きということはなかった、のだけど。

ここ数年は、わたしの中での旅行の概念が変わってきている。
旅行というよりも、お出かけというか、ちょっとそこまで、という感じ。日常生活の延長上であって、その地域の人との交流や、そこから得る新しい知見や発見が面白く、さらに、日々の自分の生活とはかけ離れたところで、つまりただの一個体としての自分というものをいやおうなく感じさせられる事が価値なのではないかと感じていたりする。

そうなってくると、どんどん色々なところにいきたくなってきて、暇さえあれば、次はどこに行こうかなぁと思っていたりもする。

それで、無謀にもかなり無理やり有給をとって出かけたインドネシア。
5年前に訪れたときから、随分にぎやかになったなぁと感じることも多く、観光地化・都会化がすすんでるんだなぁと、自分勝手に暗い気持ちになることもあったけれど、5年前よりももっと、人のことや自分のことを感じる事が出来て、いってよかったなぁと心底思う。色々細かな問題はあったにせよ。
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by yebypawkawooo | 2007-05-19 02:29 | ・旅日記(BALI)  

東京と六本木と外国人

六本木ヒルズ・森タワー49階にて開催のセミナーに参加。
竹中さんとか、建築家の隈さんとかのパネルディスカッション。
平たく言えば、これからの東京のあり方について。

自分の仕事に役立つかなぁと思って参加して、
最初、失敗したかなーと思ったけれど。面白かったー。

わたしは、東京があまり好きではなく、ビジネスとか政治とか興味なく。
と思っていたのだけど、東京の可能性とか、国際都市についてとか、
都市計画とか、自然と共存した都市、というものについて、色々。考え。

自分の嗜好性というか幅というか、を自分で狭めていたことを思った。
とはいえ、広げればいいってもんでもないけど。
可能性は、無限大。どこに行きたいか、が問題。


・備忘録・

アメリカなんかは、駄目になったところを放置する。
そうすると、ぼろくても安いからいい、
という芸術家の卵たちが集まりだしたりして、
そこから他の循環が生まれる。
けれど、日本人はそれが出来ない。
駄目になりそうなものを必死にフォローする。
ほっとけば面白くなる可能性もあるのに。
福生とかのように。

これからの東京。
都心回帰が始まってるとはいえ、
現状、静岡県分の人口が都区外から通勤して、
郊外へ帰っている現状。
一方で、2010年から、
日本は120万人/年で人口が減っていく。
青森県1個分くらい。
そうなってくると、もっと人口が集約されるだろう。
都心に住み、働き、遊ぶ。
あるいは、郊外(国立とか?)でものすごく広い家を持つ。
そういう選択ができるようになる、チョイスが生まれる。

東京は、意外と歴史のある街。
でも、埋もれている。歴史というリソースをもっと活用して、
利用していけば、化ける可能性。

山の手線内の建物の高さの平均は、たったの1.7階。
つまり、有効活用できてない。土地利用が下手。
政府の試算は、アメリカの5倍。
例えば、郵政公社のもっている土地が、
出てくるかもしれない。

日本人は国際都市として、中国に負ける可能性。
なにより、日本人の語学力が乏しすぎる(と思われてる)。

・・・・・


それにしても、六本木って外国人が多いなぁ。
そして、いる人種が違う。街を歩く人のカラーが独特。
ABCがあるのは魅力。
でも、今のところやっぱりあんまりなじみのない町。
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by yebypawkawooo | 2007-05-16 23:53 | 日々のこと  

ハイチとカレー

ハイチ。ハイチに行きたい。

今日、汐留シティセンターのカフェ・ハイチに行った。

ハイチコーヒーを飲んだ。
いつも、コーヒーはブラック派だけど、
ついてきたのが三温糖だったので、入れてみた。

甘いコーヒーを飲むと、私は南の暑い、あの感じを思い出す。
熱帯には、甘いコーヒーがあうような気がしている。

カフェ・ハイチのドライカレーはおいしいと思う。
特にこれといって何がってわけではないのだけど、
たまに無性に食べたくなる。

つい最近まで、
ハイチって、どこにあるのかも知らない、
どんな国かも知らない、名前すらあやしい、
そんなはるかかなたの遠い国だった。
アフリカ系黒人の、世界初の独立共和国。
森林破壊、砂漠化、植民地、人種差別、隣接した生と死。
それでも、鮮やかな音楽、絵、舞踏を生み出す人々。
聞きかじりの知識。

「ハイチー目覚めたカリブの黒人共和国」を読んでみようと思っている。
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by yebypawkawooo | 2007-05-10 23:18 | 日々のこと  

『ホノルル、ブラジル-熱帯作文集』

 d0119787_20303282.jpg『ホノルル、ブラジル―熱帯作文集』 菅啓次郎(インスプリクト)

私はどへ行くにも、本を持ち歩いていて、
今回バリへもっていったのは、この本ともう一冊。

結局、旅先ではほとんど読むことはなかったのだけど、帰国する飛行機の中、バスの中、家に帰ってからも読みすすめていくにつれ、自分の経験とあいまって、そうそうと頷く、もとい、再認識させられる事がとても多く。

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 ・全体は誰にも見通せない。 逆にいうと、あらかじめ与えられた「美」を
  「これが美なんだ」と信じこむ人は、結局、美しさに出会えずに終わる。
  美はあくまでも自分の経験として発見されるもの、
  発見しなくてはならないものでしょう。旅先でも、日常生活でも。

 ・世界のほとんどすべての街は、ひとりの人間の生涯にとって、
  ただ名前としてはじまり、名前として終わる。
  イスタンブールもブラザビルも、ダッカもレイキャビクもテグシガルパも、
  あるいはカブールやエレサレムも、・・・。

 ・ある傘の下にいるかぎり、その傘の存在は疑いの対象にもならないし、
  するとそれが世界そのものみたいに思ってしまう。

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この本は、著者が
「たぶんこれまででもっともamiableな(愛想のいい)本になったと思う」
とかいているとおり、読みやすく、でも色んな情景が目に浮かんで。

帰ってきたばっかりなのに、またどこかへ行きたくなった。
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by yebypawkawooo | 2007-05-05 20:34 | 日々のこと